現在自動車部で使用している部車のうち、主立った車を紹介します。
競技車両紹介

ホンダシビックSiR 型式:EG6
1600ccVTECエンジンを搭載したホンダシビックをベースに、JAF(日本自動車連盟)国内競技車両規則「スピードSC車両」及び、全日本学生自動車連盟の競技車両規則に沿って改造されたジムカーナ競技専用車両です。
自動車の運動性能は、軽量&ハイパワーが基本です。
1070kgと軽量な車体から、エアコン、車内の内張り、助手席や後部座席などはもちろん、必要の無いボルトナット等も取り外し、ボンネットはFRP製、ドアガラス等はアクリル製に変更するなど大幅に軽量化。エンジンは1800ccに積換え、さらにチューニングを施して出力向上を図っています。
また車体は、モノコックボディのスポット溶接を追加で施し、ロールバーを組むなど剛性向上も図り、競技用サスペンションで仕上げられています。
タイヤは、路面との摩擦熱で温まり溶けたようになり、路面に貼りつく様な強力なグリップ性能を持つ競技用タイヤ、通称Sタイヤを使用します。
このマシンで2011年全日本学生ジムカーナ選手権大会を征しています。

ホンダシビックSiR 型式:EG6
(ジムカーナ女子試合車両)
JAF(日本自動車連盟)国内競技車両規則「スピードSC車両」及び、全日本学生自動車連盟の競技車両規則に沿って改造されたジムカーナ競技専用車両です。
女子部員用の試合車両として活躍しています。
元々ハイパワーなホンダシビックのエンジン(B16)をチューニングし、さらに高出力化。エンジン構成部品の重量バランス取りや吸排気ポート研磨などのメカチューンと燃料やVTEC制御コンピューターをチューニングしています。

ホンダインテグラ TYPE R 型式:DC2
1800ccVTECエンジンを搭載したホンダインテグラをベースに、JAF(日本自動車連盟)国内競技車両規則「スピードSC車両」及び、全日本学生自動車連盟の競技車両規則に沿って改造されたダートトライアル競技用車両です。
軽量化や車体剛性の向上は、ジムカーナ車両同様の手法により実現。サスペンションはダートトライアル用に調整されたオーリンズ製のダンパーにより大きなサスペンションストロークを得て、コントロール性能向上を実現しています。
タイヤは、ダート路面の砂利をしっかりと掴みグリップ性能を発揮するダートトライアル用タイヤを使用します。
これとほぼ同じ仕様のマシンで2011年全日本学生ダートトライアル選手権を征しました。
車検付き(ナンバー付き)車両紹介

トヨタハイエース
部員の移動や、部品・工具の運搬に大活躍のハイエース。
乗員6名。

トヨタカローラフィールダー
自動車部で所有している最も小型の乗用車です。
部員の移動に使用していますが、後方スペースに荷物を積むこともできます。
もちろんマニュアルトランスミッション(MT)です。
乗員5名。

日野デュトロ(通称:サンシャイン号)
いわゆる2t車のワイドロング車体です。
ナンバープレートの無い競技車両の移動に使用しています。
積降用のスロープを使用して荷台に積載します。
このようなトラックが無いと競技用の自動車が運搬できず、自動車部の活動は成り立ちません。
乗員3名。

日産ディーゼル コンドル
いわゆる4tトラックです。
競技車両の移動に使用しています。トラック独特の高い運転席により、遠くまで見通す事が出来るほか、排気ブレーキというブレーキも装備されており、乗用車には無い感覚です。
乗り心地も良く、部員に人気の部車です。
運転には中型免許が必要。
乗員3名。
